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【経済政策学科】数百匹の仲間で「Wesleyan みつばちプロジェクト」始めました。

2019年2月03日 (日曜日) 14:30 | 投稿者:【community

 学生たちと耕作放棄農地を訪ねてみると地元の方々から「今年は作物の実りが悪くて・・・」とか「花があまり咲かない・・・」などの声をときどき耳にすることがありました。
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 実際は、日照時間や土壌の栄養、様々な環境要因が植物の成長に影響を与えていると考えられますが、耕作放棄農地の活用などで地域に貢献できるコミュニティビジネスを模索している私たちは、花粉媒介者であるミツバチに手伝ってもらうことを思いつきました。

 高校生の皆さんは、ミツバチの種類を知っていますか?私たちが食べているハチミツのほとんどが輸入品であり、国内生産されているハチミツも西洋ミツバチが集めたものがほとんどです。西洋ミツバチは、集めるハチミツの量が多いので養蜂業に利用されています。
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 一方、私たちが関心を向けたのは、現在ではめったに見かけなくなった日本在来種の野生の日本ミツバチです。西洋ミツバチより小型でおとなしいのですが、集めるハチミツの量が少なく飼育が難しいので日本ミツバチの養蜂は一部の地域を除いてあまり発展してきませんでした。
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 しかし、日本の風土に適応し、長い時間をかけて進化してきた日本ミツバチは、天敵であるスズメバチと集団で戦う術を身につけており、自然界の花粉媒介者の役割を古くから地域で担ってきました。


 さっそく、県内各地の養蜂家や趣味で日本ミツバチを飼育している人たちを訪ね、飼育方法やミツバチに関するお話を聞かせていただきました。

 日本ミツバチの性質上、巣箱は西洋ミツバチと異なって重箱のような箱型の木箱を重ねて用います。
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この木箱の内側に蜜蝋(みつろう)を塗って畑に仕掛けました。

数週間後、数匹のミツバチが巣箱の入り口から出入りしていました。中をのぞくと巣を作っている様子・・・。
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しかし、それからまた数週間後、居心地が悪かったのか巣を残して立ち去ってしまいました。
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このような事をたびたび繰り返しながら養蜂経験の長い養蜂家の方々からアドバイスをいただいて巣箱を改良したり、日本ミツバチを譲っていただいたりして次第に数を増やしていきました。
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 「日本ミツバチは人を覚えていたりするとても不思議な生き物・・・そのうちミツバチと意思疎通ができるようになるよ!」とは、各地の養蜂家の方々からよく聞く言葉です。

 夏、時々、襲撃してくるスズメバチを巣箱の前で追っ払って守ってやると、こちらをじっと見つめていたりします。
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 最初は、巣箱に近づくと仲間を呼び合って警戒していましたが、ある日、指を差し出すと一匹が指先に飛び乗ってきました。
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 なでてあげるとミツバチも前足で手の甲の体毛をつかみ、口でグルーミングしてくれるようになりました。
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 そうなると他の仲間たちも毎回数十分間、指先や手のひらで遊んでいくようになりました。*
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 まだまだ巣箱を改良し、数を増やして定着させる工夫が必要ですが、まずは「Wesleyanみつばちプロジェクト」、ミツバチと仲良くなることからスタートしました。
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(*日本ミツバチはおとなしい性格ですが、針をもつ昆虫です。ミツバチの取り扱いに慣れていない人は、むやみに近づいたり、さわったりすることはやめましょう。)

(経済政策学科 Wesleyanみつばちプロジェクト 藤崎)


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