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【 2006年 10月 】記事月別一覧

国際生理人類学会議に参加しました(草野)

2006年10月19日 (木曜日) 17:06 | 投稿者:【community

地域づくり学科教授の草野洋介です。

10月9日から14日まで鎌倉市で開催された第8回国際生理人類学会議(ICPA)に実行委員として参加しました。
http://www.jspa.net/iapa/icpa/8thicpa_j.html

日本生理人類学会会長の佐藤方彦九州芸術工科大学名誉教授が大会長を務め、日本生理人類学会挙げて準備にあたりました。

前半の会場となった建長寺は臨済宗・建長寺派の大本山で、建長5年(1253年)北条時頼が宗から来日していた蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を招いて建立した日本最初の禅寺として知られています(ちなみに敷地内にある鎌倉学園高校はサザンオールスターズの桑田氏の出身高校)。

高井総長と佐藤大会長が旧知の仲だったことから、建長寺初の国際学会が実現したのです。

9日は参加登録後、得月楼という和室でウエルカム・レセプションが行われ、高井建長寺総長、国際生理人類学連合会長のH. W. Jurgens (Kiel, Germany)氏、N. Mascie-Taylor (Cambridge, UK)氏による鏡割りが行われ、世界各地から集まった生理人類学の研究者が再会を祝しました。

10日より建長寺本堂で学会が始まりました。激しい討論が連日行われました。
11日夜にはコングレス・バンケット(晩餐会)が得月楼で行われ、和食中心の夕食をいただきながら情報交換を行いました。

12日はいよいよ、オハイオ州立大学クルーズ教授、大阪市立大学曽根教授、東北工大原田教授と行っている共同研究を中心とするSession9:Unrabelling Senescence, Aging and Disease and Assessing Senescent Change(座長:クルーズ教授、曽根教授)です。旧大島町で行ってきたアロスタティック老化指数の研究をこのセッションで発表しました。

12日夜にはエクスカーションが行われ、横浜中華街の夜を世界各国から集まった研究者に楽しんでいただきました。

13日から会場を鎌倉プリンスホテルに移し、私は午後のポスターセッションの座長を担当しました。(下手な英語でなんとか無事に終了!)

今回の学会は約2年宮崎良文実行委員長を中心に周到な準備が行われ、実行委員の一員として贔屓目になるかも知れませんが素晴らしい国際学会になりました。

私はウエルカム・レセプション、コングレス・バンケットの設営、司会補助、エクスカーションを担当しましたが大過なく終了しほっとしています。

第9回はオランダで行われる予定です。発表できるような研究をやらなければ・・・と身を引き締めている所です。


JICA研修 第3弾 PRA実践セッション

2006年10月18日 (水曜日) 13:48 | 投稿者:【community

 このセッションは、今回の研修の中心となるものです。

 PRAとは、Participatory Rural Appraisal の略で、日本語に訳すと“主体的参加型農村調査法”ということになります。PRAにおいては、決定権は対象となる住民にあり、住民が案件を形成・実施するか否かを含めた意思決定を行うもので、こうした住民の意思決定をファシリテートするために発展してきたものです。

 はじめに、PRAについての基礎知識を学習します。PRAの概念、ファシリテーションするためのスキルなどです。小値賀の良いところ見つける作業、それを基にどのような施策が優先されるのかをワークショップ形式で行いました。


 インタビューの練習もしました。練習相手には、名古屋大学の大学院生に手伝っていただきました。



 次に、住民に対して、どのような手法を使って行うか自ら予行演習です。今回は、トランゼクトウォークを採用しています。


 そして、いよいよ本番です。研修員自らファシリテーターとなってのトランゼクトウォークのワークショップの開始です。今回、実践した地域は小値賀町の大島という集落です。多くの住民の方々に参加していただきました。ありがとうございました。


 参加した住民の方の発表と研修員の調査報告です。


 その後、小値賀本島に戻り、研修員らと振り返りを行い、彼らが母国でより良く実践できる学習しました。
 最後になりますが、研修員をホームスティさせていただいたり、地区会長さんには、朝ごはんをご用意していただたり、大島団子を差し入れしていただいたりと、本当にお世話をお掛けしました。改めて、大島の方々に御礼申し上げます。

(報告:地域づくり学科  佐藤)

まちづくりトークイン結果発表

2006年10月14日 (土曜日) 16:40 | 投稿者:【koho

10/14(土)に本学の西山ホールで行われた、21世紀のまちづくりを担う若者の集い、
高校生まちづくりトークイン「もし私が諫早市長になったら!」スピーチコンテスト。

特別ゲストに自民党衆議院議員・杉村太蔵氏をお招きして盛大に行われました。
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トークライブで熱弁をふるう杉村氏。難しい話も分かりやすく丁寧に語りかけるように、
話していただき、トークライブの質問では会場の笑みを誘うなど、お話をいただきました。


気になる受賞結果は次のとおりです。

最優秀賞 永江倫子さん(諫早高等学校2年)
優秀賞 阿比留京子さん(鎮西学院高等学校2年)
奨励賞 川口真奈美さん(諫早商業高等学校3年)
      西山貴之さん(西陵高等学校1年)
      矢壁礼乃さん(諫早東高等学校2年)
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最優秀賞と優秀賞を受賞のお二人には、本学から東京研修旅行を副賞としてプレゼント
国会議事堂の見学などを予定しています。

皆さんお疲れ様、受賞した皆さんおめでとうございます。

知ってなっとく! 学生企画フォーラム

2006年10月14日 (土曜日) 15:55 | 投稿者:【community

 10月7日(土)、諫早市健康福祉センターにおいて学生企画「知ってなっとく!認知症(ものわすれ)フォーラム〜おだやかに笑っていたい〜」を開催し、参加者の皆さんと認知症についての理解を深める機会をもちました。
 

 当日は、長崎の年中行事「おくんち」の初日であったり、長崎市内でも同じテーマのフォーラムが開催されていたので、参加者はいないのではないか・・という不安もありましたが、約200名の方が参加してくださいました。
 

 このフォーラムの特徴は、学生が知りたい・学びたいことを企画し専門家に問いかけ、地域の方と一緒になって地域福祉について考えるという点でした。

 準備期間中に「デイサービスセンター天神オアシスクラブ」の施設長・中島さんに出会い、彼女の言葉や越智さん夫婦の活動に感銘を受け、ぜひ3人の話を1人でも多くの学生や諫早市に住む方に聞いてもらい、認知症当事者の本当の姿を知ってもらいたい!ぜひ私たちが企画するフォーラムの中で話をしてほしいとお願いしたことが、認知症をテーマにしたフォーラムを開催するきっかけでした。

 今回は第1部「認知症当事者が自分を語る取り組み」のなかで認知症当事者である越智俊二さん、その奥様の須美子さんに当事者の思いや家族の思いを話していただきました。

 越智さんは一昨年京都で行われた国際アルツハイマー会議で講演をされたり、最近では映画「明日の記憶」で俳優の渡辺謙が参考にした方です。講演活動を自分の生きがいとし、1人でも多くの人に認知症の本当の姿や家族への感謝の気持ちを知ってもらいたい!という思いで、症状が進行した今でも須美子さんとともに活動を続けています。

 第2部では天神オアシスクラブの施設長・中島七海さんのミニ講演とトークセッションを行いました。オアシスクラブは天神の中心地の福岡ビルの7階にあります。送迎や入浴サービスはありませんが、芸術レクを中心としたカルチャーセンターのような雰囲気があります。

 企画にあたり何度か見学し、ケアビクス(踊り)に参加させていただきましたが、会員の皆さん(オアシスクラブでは利用者を会員と呼ぶそうです)はとても生き生きとした表情でした。

 中島さんは認知症の方に穏やかに笑ってほしいという思いで会員のみなさんや相談に来る方と接しているそうです。

 中島さんと本学4年の里と、教授の中野伸彦先生(コメンテーター)、NPOワーカーズコープ長崎支部長の木下博志(コーディネーター)によるトークセッションでは、私たち学生が知りたいこと・地域の方に伝えていきたいことを中島さんに問いかけ、答えていただきました。
  

 今回、開催場所は違いましたが「まちづくり工房」にも企画を持ち込み、短い時間でしたが一緒に企画を考えました。今後はフォーラムに参加した人や参加したくても出来なかった人たちが、今回以上に気軽に参加でき、発言出来るような小規模な勉強会を工房で出来たら良いな、と思います。
  
(何度も書き直した企画コンセプト)

以下、実行委員の感想です。

里優美
私はみんなより2ヶ月早い、昨年12月からの活動でした。それから2月に実行委員会を結成し、活動を開始しました。この10ヶ月間は泣き笑い、充実した毎日でした。参加を呼びかけるための施設周りや協賛広告依頼など、普通の学生生活を送るだけでは出来ないことを経験しました。紆余曲折を繰り返し、なかなか意見がまとまらず、問合せもなく不安ばかり募りましたが、当日は200人という多くの方に参加していただき、無事終わることが出来ました。このフォーラムを単発で終わらせることなく、定期的に地域の方と一緒に地域福祉について考える機会をもちたいと考えています。

渡邉あずみ
この8ヶ月はとても早く感じました。最初の頃はのんびりし過ぎていましたが本番が近づくにつれ皆頑張っていました。協賛広告依頼など初めてのことばかりだったので、学生自らが行動しとてもいい経験になりました。社会勉強が出来たと思います。
自分の中で認知症の理解ができたと思います

松崎緑
このシンポジウムは私の大学生活の中で1番の思い出になりました。
自分達で企画をするのは初めてで、うまくいかない時期もありやめようと思ったこともあったけど、メンバーの支えがあり、まわりの人の支えがあり、いろんな人々の支えがあってここまでくることができました。皆さんの協力のおかげでこのフォーラムは成功したと思います。本当にありがとうございました。

松下友子
2月から活動を始め、8ヶ月間企画内容や施設周り、協賛周りと初めてのことばかりでホント大変なことも多く不安ばかりでしたが、たくさんの方にも出会うこともでき、無事フォーラムを終えることができました。途中でやめることもできたが諦めず最後まで皆とやりとげることができ、本当に大きな成長に繋がったと思います。最後まで諦めないって強い気持をもってれば、何事もやり遂げられることができるのだと実感できました。御協力してくださいました皆様、ありがとうございました!

松尾由衣
2月に活動を始めたときはまさか当日に司会をするなんて思ってもみませんでした。人前に出ることが苦手だったのでずっと不安でしたが、たくさんの人に支えられたおかげで無事に終えることができました。
施設周り・協賛周りなど初めてのことばかりでしたが、とてもいい経験になり自分自身も成長できたと思います。やめようと思ったこともありましたがメンバーの支えもあり、今は本当にやめずに最後までしてよかったと思います。
今まで本当にありがとうございました。

川内いずみ
足らない所はたくさんありました。しかしメンバーをはじめ、ワーカーズコープの方々・チラシを持って回って、快く話を聞いて下さった現場の方々・多くを語らず、協賛を下さった店の親父さんなどの地域のたくさんの方、個人的には現場の一年生で頑張っている卒業生や、古い友人。他にも見えない手に、たくさんの支えを頂きました。
それは一重にメンバーが『地域の為にやろう!専門家とか家族とか、出来るだけ垣根をつくらずやろう!』と言う気持ちを、お伝え出来た結果だと思います。この気持ちを、たくさんの方からお手伝い頂いてのシンポジウムだったように思います。
どれだけ還元出来たかは判りませんし、これからがスタートかも知れません。ただ、『言い尽くしませぬ感謝と祈り』とミッションの学校ではお祈りをしますが、改めて言い尽くせない感謝と、未来への不安すら、祈りに変わっていけばいいな…と思いながら、たくさんお酒を飲みました。感謝、感謝の10月7日でした。




(報告 ふくし楽隊 里 渡邉 松崎 松下 松尾 川内)


JICA研修 第2弾 小値賀セッション第1期

2006年10月13日 (金曜日) 14:24 | 投稿者:【community

 先回の報告に続いて、第2弾として、JICA研修の小値賀セッションでの報告をします。

 小値賀セッションでは、9月25日〜30日を第1期として、小値賀を知ることが中心におかれました。この期間の前半では、行政サイドからの概要説舞などが行われ、後半はJICA研修支援委員会による研修プログラムが行われました。

 今回の報告では、後半に行われたプログラムを中心に報告を行います。まず、28日には、午前中は歴史民俗資料館にて、学芸員でもある塚原氏から展示物を見ながらの説明を受けました。


 午後は、まず離島における医療診療の実態を視察すべく、診療所のスタッフに同行し、六島へ行きました。そこでは、診療の終わった女性たちを対象にヒヤリングを行いました。


 その後、六島から野崎島へ“はまゆう”に乗船し、移動しました。この野崎島は、廃村になった野首地区の小中学校を活用した自然学塾村があり、夏休みには島外から子供たちが自然体験を目的に多く訪れるところです。研修では、そうした体験学習を実際に体験し、野崎島の活用を考えるものです。ここでは、かつて野首で暮らされていた方と出会うことができ、当時の話などが聞けました。


 野崎島で1泊した後、今回のPRA研修の実践地である大島へ渡り、大島の全体像を把握することをしました。


 30日は、おぢかなんでんカンデン探検隊の体験研修を行い、詰め所近辺を調査し、写真を地図上に配置し、発表会を行いました。今回の探検では、過去に何回かしている地区にもかかわらず、新たな発見が2つ見つかりました。また、住民の方の快く説明や質問にお答え頂くなど感謝でした。


(報告:地域づくり学科  佐藤)