『アサーティブ』カテゴリの一覧 | まちづくりブログ|現代社会学部・経済政策学科|学部・学科

まちづくりブログ|現代社会学部・経済政策学科|学部・学科
経済政策学科の特色ある情報を学科から発信します。
お問い合わせ 【教育企画課: 教務担当】
〒854-0082
長崎県諫早市西栄田町1212番地1
TEL(0957)-26-1234
FAX(0957)-26-2063

アサーティブトレーニング講座報告!〜その2〜

2007年1月19日 (金曜日) 19:48 | 投稿者:【community

アサーティブトレーニング講座2日目の報告です。(1日目はこちら
 
<2日目>
 2日目も1日目同様、9時半から開始されました。まずは昨日から今日に至るまでの出来事を、お互いの自己紹介をまじえながら、全員で聞きあいました。ここでさっそく前日練習したことを実践した方の話がでたり、ほ〜っと拍手が起きる様なアサーティブな報告がなされました。

アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−1) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−2) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−3)
 

 2日目のプログラムの主な内容は、「『NO』と伝える」と「ほめる・ほめられる」、「自分を愛する(自己信頼)」でした。
 「『NO』と伝える」では、3人のグループになり、自分がはっきりと断れなかった、「NO」と言えなかった事例や、いつもははっきり断ってるけど、もしかすると相手を傷つけるような断り方になっていないかを確認するうえでも、いろいろな事例を選んで、どのように言ったらアサーティブに断れるのかについて考えていきました。行為者、相手役、進行役の役割分担と場面設定を決めてみんなの前でロールプレイを行います。
物の貸し借りや、アルバイトでの頼まれごと、友人からの誘いなど、の場面を設定して練習しました。
 何に対して「NO」なのか的を絞る(時間なのか、金額なのか、などなど)困っている気持ちを伝える、理由は簡潔に短く、相手を思いやる言葉も入れる、繰り返すことが大事、言っている内容と表情を一致させる(笑って言うのではなく嫌だという気持ちを表情や態度で表すことも必要)などのポイントを基に、1回目、2回目と改善しながら3回は練習を繰り返します。

 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−4) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−5) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−6)
 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−7) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−8) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−9)


 ロールプレイが終わった後の振り返りでは、「難しかったが断る勇気も大切だと感じた」、「自分の先入観で断ったら相手がイヤな思いをするだろうと考えて我慢していたが、どのように言ったら相手が納得してもらえるか言葉を選ぶことの大切さを知った」、「他の人の意見によって自分の固定観念が崩れた」といった感想がありました。

 
 午後からは「ほめる・ほめられる」「自分を愛すること」のワークです。
 相手に対して感じた肯定的な気持ちを自分の言葉で伝えること、受け取ることは、お互いに理解しあいたい、よりよい関係を築きたいという人間関係の基本にある、愛情や希望に基づいた行為です。
 まずは自分自身の良いところ、好きなところをたくさん思い出し、ポジティブな面を認めました。そして次に相手の良いところ好きなところを言葉に出して表現しました。こうしてほめ言葉をアサーティブに伝えたり受け取ったりすることは、自己信頼をとりもどすための最短コースなのです。

 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−10) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−11) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−12)

 またこれからの自分の人生に大きな夢を持って、それに向かって行動することも重要なステップです。一生のうちで何を手に入れたいかを展望しつつ、とりあえず10年後の自分を想像しました。
 社会科の教師になっている、人種や障害の有無に関係なく様々な人々が一つのテーブルを囲む喫茶店経営など、参加者の夢あふれる場面が展開しました。

 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−13) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−14) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−15)
 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−16) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−17) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−18)

 
 いよいよ2日間に渡った講座も終わりです。最後に全員の一言で終わりました。
 「大学に入学して、こんなに学生と話したのは初めてだったのでうれしかった」、「普段の大学で行われている講義と違って、アットホームでわかりやすかった」、「自分がマイナスだと思っていたところをほめられてうれしかった」、「母親に言いたくても言えなかったことがあったが、勇気を出して話すことができた」、「12の権利を知ることができて心が軽くなった」、「人と人とのコミュニケーションは大切なことだと思った」など、2日間の講座を終えての感想が語られました。

 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−19) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−20) アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−21)
 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−22)  アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−23)  アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座2−24)


 普段の生活では、自分の気持ちに蓋をしてしまわないと人間関係はうまくやっていけないと思いがちです。でも相手の気持ちも尊重しながら、自分の気持ちや意見を正直に伝えられることができたらどんなにいいことか…。その考え方と方法を学ぶことができるのが、アサーティブトレーニングなのだと改めて思った2日間でした。
 この2日間で学んだことを、今後も実際の学生生活や地域づくりの活動の中で大いに活かしていってほしいと思います。

 東京からいらしていただいたトレーナーの満知子さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。参加者の皆さん、2日間お疲れ様でした!

(地域づくり学科:入江・菅原)


アサーティブトレーニング講座報告!〜その1〜

2007年1月19日 (金曜日) 17:42 | 投稿者:【community

 昨年の9月30日(土)、10月1日(日)の2日間にわたって、アエルいさはや2階のまちづくり研究室において、アサーティブトレーニング講座が開催されました。
「アサーティブネス」とは、もともとはアメリカの人権擁護の思想と女性解放の理論を土台として生まれた、相手も自分も大切にするコミュニケーションの考え方と方法のことです
 講師は、特定非営利活動法人アサーティブ・ジャパンの事務局長でアサーティブネストレーナーの中野満知子さんです。
 
 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座)1 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座)2
   
今回のこの講座は、地域づくり学科の2年次科目である「地域づくり援助論演習」、1年次科目の「地域実習機廚琉豐弔箸靴導催するとともに、公開講座として市民からも受講生を募り開催したものです。この講座には、地域づくり学科の学生のほか、アサーティブを学んでみたいと自分から受講申込みをした他学科の学生や市民の方など、合わせて24名が参加しました。

<1日目>
 1日目は、9時30分より、入江先生(地域づくり学科)のオリエンテーションから始まりました。
地域づくりに関わっていくうえで、コミュニケーションは必要とされる最も基本的なスキルであると私たちは考えています。なぜならば、地域づくりは様々な地域の人との協働で行われるものであり、そこにおいて人とのコミュニケーションは必要不可欠になるからです。また地域づくりに限らず、学生が豊かで充実した学生生活を送る上でもコミュニケーション能力は大切になってきます。学生生活において、人間関係で悩む学生も少なくありません。アサーティブトレーニングを受講することにより、コミュニケーションについての考え方や方法論を学び、自分のコミュニケーションのあり方を見直したり、気づいたりする中で、よりよいコミュニケーションを築けるきっかけになっていってほしいということが、私たちがアサーティブトレーニングを講義に取り入れたねらいです。
 入江先生からは、コミュニケーション力の必要性や、アサーティブトレーニングのねらい、この2日間しっかり学んでほしいということが話されました。

 ここから、トレーナーの満知子さんにバトンタッチして、講座が始まりました。
午前中は、アサーティブネスの四つの柱(誠実、率直、対等、自己責任)の話を中心に、より良いコミュニケーションができるようになることをめざし、まずは自分を知り、相手を知るために、自己紹介やコミュニケーションパターンなど、アサーティブネスの基本的な考え方についてペアになったり、グループになったりしながら話し合い、聴きあいました。
 同じ大学の学生でありながらも初めて話す人が多い中で、受講した学生も最初は緊張気味だったのが、自己紹介のワークを通して少し緊張がほぐれてきたようです。

 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座)3 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座)4 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座)5

1時間の昼休憩後は、アサーティブネスの思想の土台となる「権利と責任」について学びました。
権利についてはじめて学んだのはいつか?また自分にはどんな権利と責任があるか?など話し合いました。アサーティブトレーニングで語る権利とは、私たちが私たちでいるための基本的原則であり、他人とのよい関係を築くためのベースとなるものです。基本的な権利を12項目取り上げ読みあいました。中でもとても印象深かったは、「私は、失敗してもまちがえたりしてもいい」という権利のようでした。「間違ってもいいということが判って、肩の力が抜けて楽になった」、「(この権利を)ほかの人にも教えてあげたい」という声がありました。
その後、講義の中で自分の考えを発表する場面が何度か合ったのですが、今までは人前で話すのが苦手で、なかなか意見を言えなかった学生が、アサーティブトレーニングの受講後、自分の意見を一生懸命言っていたりと、少しずつですが学生が変化しているように思います。

アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座)6 アサーティブトレーニング講座(コミュニケーショントレーニング講座)7 

 この後は、実際に自分が伝えたくても伝えられなかったことを事例にあげ、アサーティブに表現する方法について、ロールプレイを通して学んでいきました。
 最後に1人ずつ感想を言って、1日目は終了しました。
2日目に続く

(地域づくり学科:入江・菅原)


Powered by nucleus.
アサーティブ