地域実習・姫椿(ヒメツバキ)油しぼり体験|まちづくりブログ|現代社会学部・経済政策学科|学部・学科

経済政策学科の特色ある情報を学科から発信します。
お問い合わせ 【教育企画課: 教務担当】
〒854-0082
長崎県諫早市西栄田町1212番地1
TEL(0957)-26-1234
FAX(0957)-26-2063

地域実習・姫椿(ヒメツバキ)油しぼり体験

2010年10月27日 (水曜日) 15:18 | 投稿者:【community

 今回の地域実習は、長崎市の式見地区で里山の自然と生活文化の再生を目指して活動している市民グループ(四季美)のプログラムを体験しました。市民グループが取り組む地域資源活用の実際を学ぶことが目的です。


 あいにく、雨のため午前中に予定していた里山散策のプログラムは中止になりましたが、午後からの「姫椿(ヒメツバキ)油しぼり体験」プログラムに1年生5名が取り組みました。

 市民グループ四季美の代表である村上さんのお話によると、姫椿は山茶花(さざんか)の別名で、式見では昔から「姫かたし」と呼ばれ、実から採取した油を日常生活の中で利用していたそうです。

(村上代表から、姫椿の説明を受ける1年生)

 午後からの体験プログラムは一般の人も参加するため、1年生は、まず、姫椿の実が油になるまでの工程を頭に入れて事前準備を手伝いました。

 事前に採取し、天日干しした実を臼に入れ、杵でつき、実を細かくします。
 

 「ふるい」にかけて、皮と実を分離させます。
 

 この後、釜に火をくべ、シュロの袋に実を詰めて40分ほど蒸すのですが、1年生にはシュロで袋を製作してもらいました。
     

 縫い合わせもシュロの葉と竹の針を使って袋にしていきます。皆、初めての体験にしてはうまく縫い合わせてができて、職人芸の域に達した学生も出現・・・!? 
   

ちなみに、シュロは編み上げると丈夫なロープにもなります。

  野口さんは、杵つき名人になってしまいました。 息もピッタリ!!
 

 さて、製作してくれたシュロの袋に実を詰めて、さらにシュロのロープでグルグル巻きに・・・。
   

 蒸し上がりを待って、いよいよ午後の「油しぼり体験」が始まりました。

 写真の「油しぼり機」は、できるだけ昔の油しぼりを再現しようと、四季美のメンバーが製作に取り組んで2週間前に出来上がったばかりのものです。
 蒸し上がったシュロに包まれた実を、しぼり機の間に挟めて杭を打ち込み圧力をかけていきます。
   

少しずつ油が落ちてきました。

採取した油を少しずつ手に取ってもらい、感触や香りを体験しました。
     
(ケーブルTVの取材を受けました。)

 姫椿の油の主成分は、オレイン酸で保湿性が高く粘り気が少ないので肌につけるとサラサラに、髪につけると整髪料として利用できます。昔の人の知恵ってスゴイですね。
 

(お洒落な1本に変身!!)
油をしぼり採った後の実は、「油カス」として畑の肥料にします。
 

 生活環境の中にある身近なモノを活用しながら必要な生産活動を通して資源化し、全く無駄のない消費プロセスを循環可能なものにする・・・。今回の地域実習でも1年生が身近な地域の体験から得たものは多かったようです。四季美の皆さん、ありがとうございました。


(藤崎)

Comments

コメントはまだありません。

Add Comments

Trackbacks

Trackback URL

Powered by nucleus.
地域実習