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【社会福祉学科】平和と福祉を考える「長崎・あの日を忘れない」平田教授書籍刊行

2020年3月16日 (月曜日) 12:07 | 投稿者:【social

 本学社会福祉学科特別支援教育コースの平田教授が平和と福祉を考える本を2019年に刊行されております。関心のある方は是非ご一読ください。長崎文献社より好評発売中です。編者である平田先生からのメッセージをお伝えします。

 
 私は、母(昨2019年11月永眠)が広島原爆(1945.8.6)で両親と長兄を亡くしていたため、慰霊蔡・法事の度ごとに、九死に一生を得て地獄を生き抜いた母の妹さん(故人)から広島原爆の話を聞いて育ちました。その体験が動機となって、研究者の私にできることはないものかと思い続け、深慮の末、長崎大学の定年退職記念として本書の出版に至った次第です。
 
 本書は、1945年8月9日に長崎(浦上)にアメリカによって投下された原子爆弾を実際に体験された目の不自由な人と耳の不自由な人の貴重な証言とその証言者の多くを育んだ長崎県唯一の公立特別支援学校の歴史と被爆実態を後世に伝えるために出版したものです。
 
 長崎原爆で焦土と化し、その焼野原に壊滅した浦上天主堂・常清高等女学校と並んで立つ破壊された長崎県立「盲唖学校」(爆心地の北東側500〜600m付近、ほぼ同距離で反対の南西側に鎮西学院、西側に城山小学校)の無惨な姿、あの無惨な被爆校舎と犠牲者は後世の私たちに何を語り伝えているのか、同時に障害のある人たちはどんな被爆体験をしたのか、悲惨な体験を二度と繰り返さないために、その歴史的事実と証言を掘り起こし、意味づけ、問い続けた貴重な取り組みの成果を本書(読みやすいブックレット)にまとめました。
 
 戦後も75年が経過し、「令和」という新たな時代が前途多難で動き出す中、戦争体験・被爆体験者の多くがこの世を去り、体験・記憶の風化が懸念される現状に鑑み、障害者の立場から、特別支援教育の分野から今一度「あの日を忘れない」ために、末永く語り継いでいただくために、刊行したものです。


 「平和なくして福祉なし」(吉田久一)、「平和と福祉は表裏一体であり、福祉は平和のシンボルである」(阿部志郎)という先人の深遠な指摘を胸に刻み、本学社会福祉学科の学生さんはもちろんのこと、同じ被爆体験を有する鎮西学院の皆さん、さらに長崎市民・県民の皆さん、被爆地長崎を訪れる修学旅行の中・高校生や広く一般の方々にも関心をもって読んでいただけたら幸いです。希望ある平和な未来のために。


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