【社会福祉学科】民事信託についてご講義頂きました。
2020年6月18日 (木曜日) 10:06 | 投稿者:【social】
高齢化に伴う認知症の方の増加や判断能力が難しい障害者等から生活を守るために成年後見制度などの制度が整備されています。
本人を守るための明確なルールに沿った財産管理がされますが、「家族のために財産を使いたい」や「継続的な費用がかかる」などの理由によって同制度の利用が難しい方もいらっしゃいます。
そのため、近年は新しい制度として「民事信託」が注目されています。民事信託は、予め本人が財産の管理処分方法を決めて、財産を託す親族との間で契約するなどで成立し、本人が将来、認知症になっても死亡したとしても契約で定められた終了のときまで本人の意思が尊重された財産管理が可能になります。
長崎県ではあまり知られていないという背景から、今回、長崎県内で民事信託に取り組まれている「相続コンサルタントしゅくわ事務所」の宿輪徳幸先生に民事信託についてご講義をお願いしました。
福祉の分野では成年後見制度に加えて、今後必要となる制度ということもあり、学生も興味深く受講していました。
文責:波名城
2020年06月18日 (木曜日) 10:06 | 投稿者:【social】 |
固定リンク トラックバック(0)
Comments
コメントはまだありません。Add Comments
Trackbacks
Trackback URL