DEPARTMENT OF
INTERNATIONAL STUDIES

総合社会学部 多文化コミュニケーション学科

 

学びの内容・進路・資格EDUCATION / CAREER

多文化コミュニケーション学科は、高い語学運用能力と総合的なコミュニケーション能力を持つ、多文化共生社会の担い手となる人材を育成します。

POINT学びのポイント

POINT01

POINT 01

語学・多文化・ビジネス分野の積み上げによる学びで
(世界の中で)生きる力を

語学・多文化受容力をベースに、ビジネス分野の学びを積み上げることで国内のみならず、東アジア、そして世界のビジネスシーンで活躍できる力を身につけます。

POINT02

POINT 02

教養や実践力を、そして国内外の地域課題解決力を

アジアを中心に世界で活躍できる幅広く深い教養を身に付け、様々な留学経験を通して適応力としなやかなマインドを持ち合わせた国際人をめざします。

POINT03

POINT 03

英語・中国語・韓国語の基礎を固め、しっかり積み上げる語学教育

英語、中国語、韓国語、そして日本語を段階的なプログラムを通して、しっかりとした語学の基盤を作っていきます。

多文化コミュニケーション学科での学び(ディプロマポリシー)
多文化コミュニケーション学科の学位授与の方針

多文化コミュニケーション学科では、高い言語運用能力だけでなく、国際協力や国際ビジネス分野で活躍するための実践力を養成します。また、多文化共生社会の形成や持続的発展に貢献できる人材を育成します。
本学科では、多文化共生社会の持続的発展に貢献できる担い手の育成をめざしています。そして、以下のような6つの能力を有し、かつ所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定し、学位「学士(国際交流)」を授与します。

卒業までに身につけてほしい6つの能力

1知識・技術力

多文化共生社会や国際協力、国際ビジネス分野で求められる知識・技術を身につけ、それらを活用することができる。

2問題解決力

多文化共生社会の諸課題を発見し、理解することができる。また、国際協力や国際ビジネス分野において課題解決のために実行・検証を継続して行い、解決をめざすことができる。

3コミュニケーションスキル

多文化共生社会において、高い言語運用能力や異文化コミュニケーション能力を用いたコミュニケーションを図ることができる。

4社会的関係形成力

多文化共生社会において、多様な文化的背景を持つ人々と協働し、目的を達成することができる。

5多文化受容力

多文化共生社会を構築するため、多様な文化や価値観等を尊重し、受容することができる。

6自己実現力

多文化共生社会や国際協力、国際ビジネス分野において、「人間力=たくましく生きる力」を用いて、主体的かつ計画的に行動できる。

教育課程の編成方針(カリキュラムポリシー)
多文化コミュニケーション学科の教育課程の編成・実施方針

多文化コミュニケーション学科では、以下の方針で教育課程を編成しています。

1多文化共生社会の諸課題を学ぶ科目

多文化共生社会の諸課題を発見し、理解するための基礎理論科目を配置します。さらに、それらの諸課題を解決するための応用科目を配置し、多様性のある社会の実現のため実践的な知識や技術を身につける機会を提供します。

22つのコースに特化した教育プログラム

(1)「言語・文化コース」は、英語・中国語・韓国語・日本語の言語運用能力、そして多文化受容力、異文化コミュニケーション能力等を高めることを重視したコースです。
(2)「国際協力・国際ビジネスコース」は、途上国の貧困地域で問題解決に取り組む力、観光・貿易などの分野で活躍できる力を身につけることを重視したコースです。

3海外での体験・参画型学習と国際交流活動

海外プログラムへの参加を原則必須とします。海外での生活や多様な文化的背景を持つ人々との協働を通じて、生きた語学力やコミュニケーション能力を養成し、国際社会への理解を深めます。また、学内外の国際交流や国内の地域国際化活動を通して、地域課題や社会問題の解決のために継続して企画・立案・実践できる力を高めます。

4人間力=たくましく生きる力

国内外でのインターンシップ等で、地域や企業における社会人として必要な知識や実践力を身につける機会を提供します。これらの学びと体験に基づき、国内外において多文化共生社会の構築に向けた強固な意志と積極的な行動力を養成します。

アドミッションポリシー
多文化コミュニケーション学科の教育目標

本学科には、学生が主体的に視野を広げ、知識を深め、それらを生かして行動することで自己実現できる環境があります。 本学科の教育目標は、国内外における諸課題を解決する力(=課題解決能力)、多文化に対応した総合的なコミュニケーション能力を育成することです。そのため、本学科は次のような学生を求めています。

学科が求める人材像
  1. 多種多様な文化(外国文化、日本文化、地域文化、宗教文化など)に関心があり、実践を通して学び、探究したい人
  2. 国際社会の出来事に関心があり、国際的な協働や支援に取り組みたい人
  3. 国内外において多文化交流を基軸とするビジネスを実践したい人
  4. 言語(英語、中国語、韓国語、日本語)に関心があり、実用的な語学運用能力を高めたい人
入学選抜の評価方法

以上のような関心や意欲の度合いを、次の項目から総合的に評価します。

  1. 各教科の評価・評定
  2. 資格取得状況
  3. 主体的で深い学びに関する活動

 

COURSEコース選択による学習分野

多文化コミュニケーション学科のコース

言語・文化コース
(英語・中国語・韓国語・日本語※日本語のみ留学生対象
卒業する時までには、実用的なレベルまで語学能力を高めることを目標としています。さらに、選択した言語圏のサブカルチャー(大衆文化、若者文化)を含む幅広い文化を学び、異文化を受容する力を高めていきます。また、ビジネスの学びを重ね、そのエリアで活躍するビジネスパーソンの育成を目指しています。
国際協力・国際ビジネスコース
英語だけでなく対象地の言語や文化を学び、人々との交流を通して、一緒に課題に向き合うことのできる異文化間の協働力を養います。世界の中の日本という観点から、実用的な学びを積み上げ、世界と日本をつなぐビジネスパーソンを育てます。また、経済的・社会的な課題を抱える国や地域において、これらの課題解決に挑む人材の育成を目指しています。

RESEARCH / CAREER主な研究テーマ/進路

学生の主な研究テーマ
  • 英語教育の低年齢化
  • 色彩と国民性の関係
  • 中国と日本における環境問題
  • カンボジアにおける児童労働
  • 中国における農村問題
  • タイの日本語教育のあり方について
  • Moral lssues in Respect for Life
  • A Study of the Rising Demand for Day Nurseries in Japan
  • The Multi-Culturalism In Calgary
  • On Human Relationships
想定される進路先
英語科教員(中学校・高等学校) 教育・学習支援関連会社 日本語教師(国内・海外)
ホテル ツアーコンダクター、ツアープランナー 航空会社
外資系企業 情報通信会社 貿易会社
NGO・NPO 各種国際協力団体 一般企業

CERTIFICATION取得できる資格

外国語学科で支援している資格取得、対策講座等をご紹介します。

本学で授業を受けることにより取得可能な資格
  支援講座有無 就職有利度 進路就職先
中学校教諭一種免許(英語) ★★★ 中学校
高校教諭一種免許(英語) ★★★ 高等学校
日本語教師養成課程修了書 ★★★ 日本語学校(国内・海外)など
取得目標の資格
  支援講座有無 就職有利度 進路就職先
TOEIC750点以上 ★★★ 外資系企業、教師、旅行・観光業、宿泊業、航空産業、NGO、大学院など
実用英語技能検定準1級以上 ★★★ 外資系企業、教師、旅行・観光業、宿泊業、航空産業、NGO、大学院など
漢語水平考試(HSK)4級以上 ★★★ 商社、旅行・観光業、航空産業、宿泊業、大学院など
中国語検定2級以上 ★★★ 商社、旅行・観光業、航空産業、宿泊業、大学院など
韓国語能力試験(TOPIK)4級以上 ★★★ 商社、旅行・観光業、航空産業、宿泊業、大学院など
ハングル能力検定準2級以上 ★★★ 商社、旅行・観光業、航空産業、宿泊業、大学院など
日本語能力試験(JLPT)N1 ★★★ 外資系企業、旅行・観光業、宿泊業、NGO、大学院など
国内旅行業務取扱管理者 ★★★ 旅行・観光業、宿泊業など
中国百科検定 ★★ 商社、外資系企業、旅行・観光業など
世界遺産検定 ★★ 旅行・観光業など
長崎歴史観光文化検定 ★★ 旅行・観光業など