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多文化コミュニケーション学科

多文化コミュニケーション学科の教員紹介シリーズ:呉 尚玟 先生

  • 2025.04.30
  • 多文化コミュニケーション学科

   多文化コミュニケーション学科の教員紹介シリーズです。今日は 呉 尚玟 先生をご紹介します。 

 

   皆さん、こんにちは。今年4月より多文化コミュニケーション学科に着任いたしました、呉尚玟(オ・サンミン)と申します。韓国の釜山出身で、韓国語教育を担当しております。

   近年、K-POPや韓国ドラマの世界的な人気に伴い、韓国語を学ぼうとする外国人が増えています。そのような流れの中、私はこれまで釜山外国語大学で10年間、多様な国籍の留学生に韓国語を教えてまいりました。専門分野は韓国語の発音教育であり、言語だけでなく、韓国文化や社会についても講義を行ってきました。

   また、自身で制作した韓国語学習用の映像教材は、現在イタリア・シエナ、ブラジル・サンパウロ、ベトナム・ホーチミンの大学で授業に活用されており、そのほか、脱北者向けの標準発音教育、多文化家庭の子どもや結婚移住女性のための韓国語教育にも携わり、地域社会への安定的な適応を支援してきました。

   このように様々な経験を積んできましたが、日本で教えるのは今回が初めてです。8年前にベトナム・ハノイの大学で1年間韓国語を教えた経験はありますが、日本での生活は初めてで、まだ分からないことも多く、日々勉強中です。少しでも早く環境に慣れ、皆さんと良い時間を過ごせるよう努力しています。

   私は語学学習において「楽しむこと」が何より大切だと考えています。難しい単語や文法も必要ですが、それによって「韓国語=難しい」と感じてしまうなら、それは良い学習法とは言えません。「韓国語が好きになること」、それが語学力を伸ばす最短ルートです。韓国ドラマを観るのも、K-POPを歌うのも大歓迎です。「韓国語で話したい!」と思う瞬間、皆さんの韓国語力は一気に伸びていくはずです。

   ぜひ私と一緒に、楽しく韓国語を学びましょう。