みなさん、こんにちは。鎮西学院大学のIR室です。
2024年度卒業予定の 4年生を対象とした調査結果から、大学での学びや教育の効果について以下の点が明らかになった。まず、「大学での勉強方法を学ぶ科目」や「ゼミでの少人数教育」については、それぞれ 9 割以上の学生が役立ったと回答しており、とりわけゼミに関しては「とても役立った」が約 7 割を占めた。このことから、大学での学習支援や少人数教育が学生の学びに
大きく寄与していることが確認できる。
次に、大学で身についた力については、「はばひろい知識やものを見る力」が最も高く評価され、さらに「専門分野の知識」「将来の仕事に関する知識
や技術」「分析力」「文章作成力」「プレゼンテーション力」「問題解決力」「批判的思考力」なども多くの学生が十分に身についたと回答している。これらは大学教育を通じて確実な成果が得られた領域といえる。一方で、「外国語を話す力」「統計・データサイエンス力」「異文化理解」「グローバルな問題理解」「リーダーシップ力」などは「ある程度身についた」とする回答が多いが、習得度には個人差が大きく、必ずしも全員が十分に身につけたとはいえない。また、「コンピュータ活用力」「就職に必要な力」「リーダーとしての力」については未習得層が他の項目より目立ち、特に ICT スキルや就業直結スキルの不足が課題となっている。さらに、大学生活全体に対する印象としては、多くの学生が「成長の実感」を強く抱いており、教育の成果そのものは高く評価されている。ただし「主体的な学び」は概ね肯定的ながらも一部には十分に主体性を持てなかった層が存在し、「大学の熱意」に関しては評価が相対的に低く、大学の姿勢や学生支援への満足度には差が見られる。
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