12月13日(土)、社会福祉学科の岩永ゼミの学生らで清和福祉会のルナホームにお邪魔し、高齢者の方々との交流会(レクリエーション)を楽しみました。
岩永ゼミでは、この交流会を企画するために、11月のゼミの時間に度々清和福祉会の職員様のアドバイスに来ていただき、ゼミ生らで何度もプログラムを練り直しました。
その結果、❶ズームUPクイズ「これはなんでしょう」、❷伝言ゲーム「しゃべらずに伝えましょう」、❸ボールゲーム「上手に受け取りましょう」、の3つのプログラムを用意しました。
練りに練ったのが功を奏して、当日はどのプラグラムでも大盛り上がりで、学生らは次のように振り返っています。清和福祉会の職員や利用者の皆様、貴重な経験の場を作っていただきありがとうございました。
〇今回の交流会を通して、自分とは違う世代の人の立場になって、物を考えたりすることの大切さや、寄り添いながら互いにひとつの事を楽しむ楽しさを感じることができました。レクレーションでは、色々な人からのアドバイスや助言を頂き、最初に考えていたものから、より相手に寄り添った形になるよう試行錯誤する事ができました。みんなで考えたレクレーションを、笑顔で楽しむ高齢者の方々の姿を見てとても嬉しい気持ちになりました。
〇準備期間中から直前までは、「どうしたら利用者さんに楽しんでもらえるか?このやり方で問題ないか?」といろいろ不安でしたが、交流会が始まると職員さんや他のメンバーがサポートしてくれたおかげで、とても充実した時間を過ごせました。
自分たちで企画・準備・進行することで、レクリエーションの難しさや交流する楽しさを学ぶことができました。利用者さんの楽しんでいる様子や、職員さんから「盛り上がったね」と声をかけていただけたことがとても嬉しかったです。
〇準備期間では、率先して動き意見を出してくれる人が多かったため、その人たちの意見やアイデア、運営の仕方などを学びながら自分はどうあるべきか考えさせられました。当日は職員さんの利用者さんへの働きかけを間近で見たり、積極的な利用者さんが会を盛り上げてくださったりと温かく学びのある時間を過ごすことが出来ました。
〇交流会に参加して利用者さんによっては体を十分に動かしにくかったりしていたので状況に応じてレクリエーションの難易度を調整することが大切だと気づくことができました。実際に行って、やってみないと分からないことが多かったので今回の交流会に参加できてよかったと思いました。
〇交流会を通して自分自身が想像していたよりも利用者さんに楽しんでいただけた点が印象的だった。当初考えていたことを1日班のメンバーからアドバイスをもらって改善してたくさん時間がかかった分、達成感もあった。自分自身が興味がある分野は児童福祉だが、高齢者と関わることでこれまでの生活歴やちがった価値観について学ぶことができたため、貴重な経験だった。
▼ボールゲームの結果を集計するゼミ生たち