5月15日(金)、PBLの時間を活用して、交換留学生を対象とした日帰りフィールドワークを実施しました。教室を飛び出して、地域の自然や文化、生活環境に直接触れてもらおう――そんなねらいのもと、小長井町を経由して、佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社を訪ねました。
最初に立ち寄ったのは、小長井町にある「フルーツバス停」。メロンやイチゴなど、大きな果物のかたちをしたカラフルなバス停が国道沿いにいくつも並んでいます。留学生たちにとってはかなり珍しかったようで、バスを降りるなりスマートフォンを手に撮影会がはじまりました。思い思いのポーズで写真を撮りながら、有明海を背景にした長崎らしい景色も楽しんでいました。

そしてメインの目的地、祐徳稲荷神社へ。日本三大稲荷のひとつに数えられるこの神社は、色鮮やかな楼門や本殿の壮大な佇まいで知られています。祐徳稲荷神社はタイのドラマや映画のロケ地にもなっています。約1時間の見学では、朱塗りの社殿を間近に眺めながら、神社の歴史や建築様式について話が弾みます。日本の宗教文化に初めて触れるという学生も多く、手水の作法やお参りの仕方を互いに教え合う場面もありました。

振り返ってみると、学びの場は見学先だけではなかったように思います。バスの中での何気ない会話や笑い声。そうした一つひとつの時間が、文化的背景の異なる学生同士の距離を自然と縮めてくれたようです。
PBLの活動を通じて、これからもこうした学びと交流の機会を積極的につくっていきたいと思います