ここは何の研究室?
電車、鉄道・・・
ドアには長崎路面電車の方向幕。
模型は左から旧東京都電、 長崎電気軌道、 旧仙台市電。
東京、仙台の路面電車は譲渡されて長崎市街を 走ったこともありました。
これは懐かしい、寝台車の備品(踏み台)です。
東京や大阪に行くときは、必ず寝台車に乗っていました。
横須賀・総武線の路線図(車内用)です。
叔母が鎌倉(のち千葉)に居たので、
上京した際には「スカ色」(115系)
に乗るのが楽しみでした。
・・・と、ここまでくれば鉄道の研究をやっているようですが、
本職は特別支援教育です。知的障害、肢体不自由、病弱の特別支援学校に31年勤めました。
鉄道とは全く関係ないようですが、意外にもこれが活かされるときが何度もありました。
島原の学校にいたときは、小学部の子どもたちと島原鉄道の車両基地を見学し、学校の中庭で「なかよし鉄道」ごっこをしました。
(これが本格的・・・資料記事参照)
虹の原特別支援学校で訪問教育担当のとき、重度障害のため修学旅行は県内ということで、長崎のチン電1両貸切で市内遊覧をして大好評でした。
また、肢体不自由学校では車椅子の寄宿舎生が一人で帰省できるように、駅と連絡をとり、実際に何度も列車に乗って帰省の練習をしました。
趣味の押し付けはよくありませんが、子どもたちが興味をもったとき、必要になったとき、趣味は大きな力を発揮します。(けっこう楽しみながら)
余暇を楽しむというのは、特別支援学校の子どもたちの課題の一つでもあります。
まず、自分自身が何でもいいので、好きなものがあったらいいと思います。
いろんな得意技(好きなこと、好きなもの)をもった人に特別支援学校の先生になってもらいたい・・・と思います。
社会福祉学科 : 菅 達也