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多文化コミュニケーション学科

CSL~麦わらストロープロジェクト~

  • 2024.02.5
  • 多文化コミュニケーション学科

CSL(Community Service Learning)にはさまざまなプログラムがあります。外国語学科の先生方のもと私たちが取り組んでいるのは、「麦わらストロープロジェクト」。ストローの素材として、プラスチックでも紙でもなく、麦わらの活用を推進しています。

そもそも英語で「麦わら」は‘straw’。飲み物を飲むのに、穴の開いた細長い茎の部分が使いやすいと、昔は麦わらが飲み物を飲むときに使われていたんです。その後、素材が麦わらでなくなっても、私たちはストローという言葉を使うようになりました。

プラスチックが普及すると、加工のしやすさやコストの面からストローもプラスチック製に。近年では紙ストローも増え、他にも竹ストローやガラスストロー、金属ストローなど、様々なストローを目にするようになりました。

     

そんな中でも私たちがお勧めしたいのが、麦わらストローです。

麦わらは何といっても天然素材!生産過程でエネルギー使うことはほとんどなく、使用後は畑にまいておけば、そのうち自然に帰りますし、肥料にだってなりえます。加工だってとても簡単で、紙ストローと違って水分でふやけることもありません。

ということで、今回「麦わらストロープロジェクト」の学生が挑戦したのは、高校生に対するワークショップ。

クイズやプレゼンテーションを通して高校生に環境問題について考えてもらい、実際に麦わらストローの作成を体験してもらいました。

クイズではKahoot!を使用。特に海洋汚染に関するクイズを出題し、高校生もタブレットで参加。高校生、盛り上がってくれました!

学生がプレゼンで見せたのは、プラスチックストローが鼻に刺さったウミガメやクラゲと間違えてビニール袋を食べようとしているウミガメの写真。これはほんの一例で、自然にかえらないプラスチックは海をずっと漂い、多くの海洋生物に被害をもたらしています。

麦わらストローの作成にも挑戦。これがとても簡単なんです。

麦わらの茎の部分についた周りの皮を剥ぐと、ツルツルな表面が出てきます。それを節のところで切ると、もうストローの形に。煮沸消毒をして、水洗いしてしっかり乾燥させたら、もう出来上がり。はさみと熱湯にさえ注意すれば、小学生にだって作れます。

時間の関係で、今回は茎を煮沸消毒するところまでを体験してもらい、その後は事前に加工していた麦わらストローでジュースを試飲。ほとんどの生徒が、何の違和感もなくジュースを飲めていました。

紙と違って水分でふやけることもなく、何度か洗って使用することもできる麦わらストロー。プラスチックと違って環境にもやさしい麦わらストロー。

選択肢の一つとして、ますます広がっていけばいいな、と思っています。