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経済政策学科

【卒業生講演レポート】西海市議会議員トップ当選!若きリーダーが語る、地域と政治への想い

  • 2025.06.12
  • 経済政策学科

 本学経済政策学科の卒業生であり、2025年4月に実施された長崎県西海市議会議員選挙においてトップ当選を果たした浅川容行さん(26歳)が、母校に凱旋し、6月4日(水)のピースアワー(礼拝)で講演を行いました。学生たちは、地域社会の最前線で活躍する若き議員から、リアルな政治の現場や、地域に根ざした政策の可能性について直接話を聞く貴重な機会となりました。

講師を務めた浅川さんは、本学経済政策学科を卒業後、ヒルトン長崎などを経て、2025年春、最年少候補として市議会議員選挙に立候補。多くの市民の支持を集め、トップ当選という快挙を成し遂げました。

 大学時代は経済政策学科での学びに加え、留学も経験。国際的な視点を持ちながら、日本の地域社会が抱える課題にも強い関心を抱いてきました。また、ジャズアンサンブル部や地域連携活動に熱心に取り組み、学生時代から地域課題に関心を寄せていたそうです。

 講演では、立候補に至るまでの経緯、選挙活動の裏側、SNSを活用した情報発信、市民との対話を重ねる中で得た気づきなど、そして「留学経験が自分に与えた影響」についても赤裸々に語っていただきました。

 学生たちは、グローバルな経験をもとに、地域での行動に結びつけていく姿勢に大きく刺激を受け、学科での学びが現実の社会とつながっていることを実感する機会となりました。

 今回の講演を通じて、政治や地域づくりに挑戦する若い世代のリアルな声が、在学生に強く響きました。

浅川さんの姿は、まさに「学びを地域に還元する」本学の教育理念を体現するものであり、学生たちにとって、学びとキャリアのつながりを強く実感する機会となりました。