これまで長崎大学経済学部において、数理計画法や意思決定論の教育を担当し、
PBL型ゼミを通じて学生の実践的な問題解決能力の育成に努めてきました。
研究面では、逐次決定過程や動的計画法などの離散最適化に加え、
ネットワークDEA(Data Envelopment Analysis)の理論とその応用に取り組み、
その成果を博士課程の学生指導にも活かしてきました。
今後は、本学においてデータサイエンスおよびAI教育のさらなる充実に貢献するとともに、
これまで培ってきた最適化および意思決定支援の知見とデータサイエンスを融合させ、
より精緻で実用的な意思決定支援モデルの構築を目指します。