12月17日、経済政策学科1年生10名は基礎演習Iの一環として、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構長崎支部(通称ポリテクセンター長崎)を訪問しました。ポリテクセンター長崎は職業能力開発の支援を行う国の機関で、手に職をつけ新たな人生を創造していこうという人が主に「ものづくり」に関係する技術を学んでいます。
始めにポリテクセンター長崎に概要についての説明を受けた後、センターが展開しているさまざまなものづくり技術の実習施設を見学しました。
なんの気なしに寝起きしている自宅やアパートにも、板金、プレス、溶接、電気配線、デザイン、給排水衛生設備管理、空調・太陽光システム、シーケンス制御、PLC制御、インテリアコーディネート、法律、安全機器(火災報知機等)などの幅広い技術・技能が集約されており、ものづくり技術がいかに日々の生活にとって重要であるのかを学びました。
けっして目立つことのない地道な取り組みを続けるポリテクセンター長崎ですが、地域経済に果たす役割が非常に大きいことを知っただけでなく、若い人はもちろん70歳近い人が意欲的に学んでいる姿を目の当たりにし、自らを奮い立たせる機会にもなりました。