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経済政策学科

異文化の架け橋に:雲仙で“地獄”を歩き、島原で歴史に触れる一日

  • 2025.07.30
  • 経済政策学科

726日(土)、本学に在籍する交換留学生7名とともに、雲仙温泉と島原城を訪れました。

この体験プログラムは、留学生たちに日本の自然・歴史・文化に直接触れてもらうことを通じて、地域理解を深め、異文化交流のきっかけをつくることを目的として実施されました。

※当日の様子の動画はコチラ 雲仙・島原

午前中に雲仙温泉へ到着後、まずは地元の人気カフェでランチ。その後、雲仙の名所である雲仙地獄を散策しました。雲仙地獄は、現在も活動を続ける雲仙火山の噴気地帯であり、「島原半島ジオパーク」を構成する主要なジオサイトの一つとして知られています。この日は非常に暑く、とくに地獄周辺では立ちのぼる湯けむりと地熱による蒸気の熱気が強く、硫黄の香り、噴気の音、足元から立ち上がる蒸気の迫力に、学生たちは驚きの声をあげながらも、興味津々の様子で写真や動画を撮る姿が多く見られました。続いて温泉街を散策し、土産店をのぞいたりして、日本ならではの温泉地の雰囲気を満喫しました。その後は、かけ流しの天然硫黄泉での入浴体験。温泉文化が初めての学生ばかりで、最初は少し緊張していた様子でしたが、すぐに慣れてリラックスした表情で温泉を楽しんでいました。

 

雲仙温泉でのすべての活動を終えた後は、歴史ある島原城の見学へ。島原城では、天守閣からの眺望を楽しんだほか、歴史資料館では武士の暮らしや甲冑、キリシタン文化などについて学び、学生たちは熱心に展示を見て回っていました。

この日は、暑さにも負けず、終始笑顔の絶えない一日となりました。

日本の自然や歴史、文化に直接触れた今回の体験は、留学生にとって大きな刺激となり、また異なる文化背景を持つ仲間との交流を通じて、互いの理解を深める貴重な機会となりました。