社会福祉学科の講義では、大学教員の他に現場職員や当事者の方々など様々な方々をお招きして授業が展開されます。ダイバーシティ社会と福祉という講義では、福祉を構成する優しさや思いやりを価値基盤とした様々な地域実践に触れ、社会的に困難な状況に置かれた人々の孤立の防止や権利保障のあり方、社会参加の拡大に向けた視点や方法について学習する中で、これからの社会と福祉のあり方について考ます。第6回目の講義では、「福祉現場における多様性の理解」と題して、長崎市社会福祉協議会の田中信先生にご講義を頂きました。

田中先生は本学卒業生であり、大学時代を振り返りながら、社会福協議会の役割やご自身の仕事、福祉の現場で出会う様々な方々の抱えた困難や出会いを通して得られた気づきなど率直にお話をいただきました。多様性の理解にあたって、違いを否定・矯正しないこと、相手に関心を持つこと、自分の特徴や価値観を知ること、相手を変えようとしないこと、普通の押し付けをなくすこと、対話と共存などの6つの姿勢の大切さについて、学生たちは感銘を受けていました。学生の感想として、「福祉の現場では、特に幅広い視点が大事だと学んだ」、「まずは個人を見るということ、悪い人探しをしないということを大切にしていきたい」という声がありました。田中先生先生、ご講義頂きありがとうございました。

文責 山口