「読書バリアフリー」とは、障がいの有無に関わらず、すべての人が利用しやすい形式で文字活字文化を楽しみ、本の内容にアクセスできることを目指しています。鎮西学院大学付属図書館では、6/23(月)~7/16(水)まで「読書バリアフリー体験セット」(公益財団法人 文字・活字文化推進機構)を借り受けて展示活動を行っています。
そうした図書館での展示活動を踏まえて、社会福祉学科基礎演習Ⅱ(山口ゼミ)では、読書バリアフリーとは何か、その意義や重要性について考える体験授業を行いました。視覚、聴覚、触覚など、それぞれの感覚を使って楽しめる図書、わかりやすく工夫されている図書、デジタル図書など様々な工夫がなされていることを学びました。
図書館で実際に展示されているバリアフリー図書に触れていく中で、学生達からは「楽しみながらバリアフリーの本を体験することができて良かった」、「布の絵本などは障害を持った人だけでなく、子どもの発育にもなると思うので画期的なアイデア」などの声が寄せられました。福祉や医療、教育に興味のある人は、ぜひ図書館に足を運んで、読書バリアフリーを体験してみてください。