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社会福祉学科

1・2年生合同授業 いのちの授業の開催

  • 2025.04.26
  • 社会福祉学科

 社会福祉学科の講義では、大学教員の他に現場職員や当事者の方々など様々な方々をお招きして授業が展開されます。先日の1・2年生合同授業では「いのちの授業」と題して、めぐみ在宅クリニックの院長である小澤竹俊先生にご講義を頂きました。

 いのちの授業とは、自分を認め大切に思う気持ちを育むことで、相手をそのまま受けとめ大切にする気持ちを育むことを目指す授業です。小澤先生の看取りの現場のご経験を踏まえて、解決が難しい困難や苦しみにどのように寄り添うか、難しさと大切さを学生達は自分ごとに置き換えて学ぶことができました。社会福祉を学ぶ学生達にとって、何かの問題解決を目指す以前に、相手の苦しみを理解しようとするコミュニケーションそのものが援助のはじまりとなることを気づくことができました。学生たちの感想からは「いのちの大切さ、人とのつながりの大切さを改めて大事にしていこうと思いました」、「相互に支えあい、心の癒しを与えるような人間関係の構築を大切にしていきたい」などの声がありました。小澤先生、ご講義頂きありがとうございました。