2月21日(土)に本学西山ホールで、(一社)日本ソーシャルワーク教育学校連盟九州ブロック研究大会を開催致しました。「地域共生社会の実現に向けたソーシャルワーカー養成教育」をテーマに、九州各地から養成校の先生方や現場の実習指導者が集い、今後の社会福祉士、精神保健福祉士の養成教育のあり方について議論を深めました。

記念講演では、本学学長の姜尚中学長より「地域共生社会の実現を担う人材育成について」、政治や社会を含めた様々な諸相からこれからの地域共生社会あり方をみつめる重要性やエッセンシャルワーカーの人材育成や待遇改善の必要性について幅広い視座からお話を頂きました。

基調講演では、東洋大学福祉社会デザイン学部教授の稲沢公一先生より『「ありのまま」を大切にするということ~今あらためて、ソーシャルワーカー教育の根幹を確認する~』と題して、ありのままのその人らしさに寄り添うことを基本にしつつも、他者理解の限界性を意識し、対話の中で関係性を深める重要性や相互理解のジレンマに向き合い続ける覚悟や力、それらを育む場の必要性についてお話を頂きました。

シンポジウムでは、「ソーシャルワークの実習教育の実践」をテーマに、第1セッションとして、「社会福祉士養成課程におけるソーシャルワーク実習教育の成果と課題」と題して、長崎国際大学の野田健先生、長崎純心大学の佐藤ひとみ先生、本学の岩永耕先生より各大学の養成教育の取り組みや成果、展望や課題について報告がなされました。

第2セッションでは、「精神保健福祉士養成課程におけるソーシャルワーク実習教育の成果と課題」について、長崎国際大学の丸山貴志先生、長崎純心大学の吉本知江子先生、本学の山口弘幸先生より各大学の養成教育の取り組みや成果、展望や課題についての報告がなされました。

九州一円の各養成校の先生方や長崎県内の現場実習でご指導頂いている実習指導者様のご参集により、盛会に研究大会を開催することができました。ご参加頂いた方々に心より御礼申し上げます。